オンラインの英語レッスンで子どもと大人の大きな違いは、集中力の継続性です。
子どもが英語のオンラインレッスンを受ける際は、レッスン内容そのもの以外の外部環境要因にも、しっかり配慮することが大切です。
▼子どもの集中力は乱れやすい
集中した時に大人以上の集中力を発揮する時もありますが、子どもの集中力は大人より乱れやすいです。
また一度乱れると元に戻すことにも時間がかかります。
オンライン英語レッスンは、対面に比べると、それだけでより集中力が乱れやすい環境が多いので、子どものレッスンではここをしっかり整備することが大切です。
▼子どもの英語オンラインレッスンの際に家で気をつけたいこと
ここではオンラインレッスンの経験を通じて、YUBU CAMPで気をつけていることについて、２つ紹介します。
細かいことに聞こえるかもしれませんが、子どもの集中力を切らせない良いレッスンを行うためには、小さなことの積み重ねが大切です。
オンラインレッスンでは、こうした点を全て先生側だけで調整することは難しいので、その重要性を理解してもらって、親の協力も重要になります。
①手の届く範囲に子どもが好きなおもちゃをおかない
子どもの興味が他にいってしまうものを近くにおくことは避けましょう。
これだけで、注意を他に持っていかれてしまいます。
大人でも手の届く範囲にお菓子や漫画があったら、食べる気がなくてもついつい食べてしまったり、読んでしまったりするものです。子どもであれば、なおさらです。
レッスン中は他に注意をひいて子どもが誘惑されるものが、目につかないようにする、手の届かないようにする、を気をつけましょう。
②スマホではレッスンをやらない
これまでの経験から、子どもがオンラインで英語レッスンをするためには、スマホでは小さ過ぎます。
文字要素が少なく、画面をあまり見なくてもいいレッスン内容だったとしても、集中力持続という意味では、画面が小さいスマホはマイナスです。
PCまたはタブレットでのレッスンをオススメします。レッスンへの没入感と集中力低下は相反するものですので、タブレットも大きい画面である方がいいですし、音もしっかり聞こえた方がいいです。
ながら視聴しながらみるテレビの集中力はすぐに途切れますが、映画館は観ることに特化してつくられた環境なので、集中力が途切れやすいですね。子どものオンライン英語レッスンでは、映画館スタイルを目指したいです。
子どもの集中力が切れやすいことがわかっている場合は、子どもに「しっかり聞きなさい」と言う前に、レッスンを受ける環境をできる限り整えてあげる、ことが実は大事なポイントです。
