英語多読とは?~「楽しくて簡単」を大量に

多く読むと書いて多読。英語学習のキーワードで聞いたことがあるかもしれませんが、これはどういうものでしょうか。

この記事はYUBU CAMPでも多読プログラムを説明します。ただし多読といっても、先生や塾によって、実際にやっていることややり方は千差万別ですので、多読の考え方と学習例の1つとして参考にしてください。


▼英語力不足の原因はそもそも英語接触時間が少ない

これはヒアリングにも、英語を読む時間にもあてはまります。

言語は日々使うものなので、使わない時期が長ければどんどん落ちていきます。例えば日本で生まれ育った日本人の大人が、今からアメリカに1,2年住んでほぼ英語の生活をした場合、帰国後にうまく日本語が出てこないという現象は、海外に生活した人であれば誰もが体験したことでしょう。

何十年間も使用してきた母国語でもこれなのですから、外国語であればなおさらです。週に2,3時間程度だけの学習では、語学力増強というよりは、語学力をなんとかキープするという方が正しいかもしれません。

読むことができない、読むスピードが遅い、読むのが苦手だ、こうした問題の多くはそもそも読んでいる量が少ないのです。(それ以外の重要な要因の多くは、語彙力不足です。)


●多読は問題集や教科書でしない

読む力を養うため、読む時間の圧倒的不足を補うために行うのが多読です。

その際、受験問題集やテキストだけをたくさん読もう、とすると多くの場合うまくいきません。なぜならばそうした問題集=つまらないもの、という認識が子供たちの中にでき上がっているからです。

もちろん問題集やテキストを解くことは、目的に応じて受験やテストなど、必要ですしやった方がよいです。純粋にテストのためなら、間違いなく効率がいいです。

しかし本質的には、たくさん読むことで真に読む力をつけようとする時に、つまらなくて嫌いなもの(教科書や問題集)を使用して行うことは、精神的には苦しいし辛いのです。



●多読のポイントは、楽しくて簡単な本を大量に

レベルや目的に応じて多少やり方は異なりますが、自分の英語レベルと同等かそれ以下の本で、楽しそうな本をたくさん読むことが多読の基本です。

自分が興味がある内容、面白そうな内容の方がいいことは、説明の必要はないと思います。自分の英語レベルより低いものを読む点に関しては、読む中で何回も意味がわからなかったら、読む意欲が失せやすいということです。

なお、子どもが本当に興味のあることならば、実は英語レベルは関係ありません。例えば大好きなゲームやマンガの話であれば、多少よくわからなくても何時間もその本や動画を見れると言う事は起こるでしょう。

その場合、子どもは勉強しているという感覚ではなく、遊んでいるだったり、好きなことをして楽しんでいるという感覚です。そちらの方が意欲的に取り組め、学習効果も高くなりえます。

多読プログラムや学習を行う際も、そうした好き・没頭・つまずきにくい、という特徴を活かしていくのがよいのです。