長期戦の言語学習の山あり谷あり

言語の学習には大量の言語接触時間が必要です。


▼長期戦の覚悟

大量の接触時間とは、つまり学習期間が長期にわたる長期戦だということです。

長期戦という前提では、やる気のある時期もあれば、そうでない時期もやってきます。子どもであれば、その波は大人より大きいのは当然です。

ジョギングのような長期戦と考えれば、疲れている時にはゆっくり走ればいいですし、体調不良の時は休むことも長期的には一つのやり方です。

接触時間を確保すると同時に、そうした前提の理解はとても重要になります。


▼一番避けたいことは「本気の英語嫌い」

長期戦の前提を忘れて、最近やる気が見えないからと子どもに厳しくし過ぎて「本気の英語嫌い」にしてしまうことは、何より避けたいです。

子どもが本当に英語が嫌いになってしまうと、長期的にその悪影響は計り知れません。

心から嫌なものを長期的にやらなければいけない、と言われたら誰でも嫌でしょう。


▼幼い時はモチベーションだけに依存しない学びを

長期戦で常にモチベーションが高い、ということは一般的にありません。もちろんモチベーション高く学ぶ状態が維持できれば理想的ですが、小学生などでモチベーション頼りの学習は安定しません。

モチベーションアップは狙いつつも、モチベーションに依存しない形で学習を習慣化させていく形がポイントになります。