今回は英語を話すことに自信がない人に、伝えたいアドバイスです。
日本人の場合、謙遜の文化もあり、実はそれなりに英語学習をしているのに、「話せない」「私なんかまだまだだ」と思っている人も少なくないです。
YUBU CAMPの生徒は子ども達ですが、初めての先生との会話で、恥ずかしくなってしまう子どももいます。本当にまだ学習が進んでいなくて話せない場合は、これから学んでいけばいいだけですが、本当はもう少し話せるはずなのに、という生徒もいます。
▼大きな声でハッキリ話すこと
そんな時に子どもでも大人でも、もっとも重要な最初のアドバイスがこちらです。
恥ずかしかったり、自信がないほど、小さな声でモジモジ話がちになります。そこで話を聞いている方は、声が小さくてよく聞き取れないために、何と言ったかを聞き返すことになります。
そうすると、話しかけた英語初心者の方は、自分の英語が下手で伝わらなかったのだ、とより委縮して話さなくなってしまったり、より小さな声で話してしまうのです。
恥ずかしくて小さくモジモジ話すとこうなるよ、ということを説明してあげることもいいでしょう。
そうならないためにも、ゆっくりハッキリと大きな声で話すことが大事です。
▼英語の「はぁ?」は気にしない
またネイティブスピーカーの反応として、聞き取れなかった場合に「はぁ?」というリアクションがあります。
これは日本語の会話だと、失礼に聞こえる反応で、日本語だと「はぁ、(何言っているの?)」と同じ感じに聞こえる「はぁ?」なのです。
せっかく勇気を振り絞って英語で話しかけたのに、こうした「はぁ?」というリアクションをされたら、やはり私は英語はもう無理だから話すのはやめよう、と思ってしまう人もいるかもしれません。
しかしアメリカ人のこの「はぁ?」は、日本語の 「はぁ、(何言っているの?)」 という意味合いの「はぁ?」ではなく、普通にカジュアルに聞き返しの時に使う表現なのです。
そういった反応があっても、バカにされている訳ではない、と知っているだけで違います。聞き返された場合も、ゆっくり大きな声で話すことを心がけるようにしましょう。