【子どもの英語・英会話レッスン】何を求めてどう選ぶか・大切な3つのポイント

日常的に子どもが英語を学ぶ場として、学校と家庭以外の場として、オンラインレッスンや家庭教師、塾、英会話スクールなどの外部サービスが思いつきます。

こうした民間の教育サービスをどのように活用していくのがいいのでしょうか。

私たちもYB KIDSとYUBU CAMPという形で、子ども向けの英語教育サービスを提供していますが、こうしたサービスをうまく利用するための選び方・使い方についてまとめてみます。

 

塾や英会話スクールの選び方・使い方


子どもの親として、またオンライン英語レッスンや英語家庭教師、英語教室運営の経験から、
塾や英会話スクールのうまい活用法として、3つのポイントを解説していきます。

 

①レッスンでは家庭や学校で学びにくいことを学ぶ

英語の学習といっても、リスニングやリーディング、ライティング、スピーキング、単語学習など色々な要素があります。

そうした色々な要素の中で、レッスンを活用する場合は、家庭や学校で学びにくくて、レッスンだからこそ価値が高いことを中心に学びましょう。

YB KIDSやYUBU CAMPで言うと、それはスピーキングやスピーチ、エッセイライティングや発音にあたります。

ネイティブスピーカーの発音に触れながら1対1で話すチャンスは、学校や家庭ではなかなか難しいものです。またプライベートレッスンだからこそ、スピーチや発音、エッセイライティングの指導ができ、個別具体的な議論やフィードバックが可能です。こうした学びはご家庭や、集団教育である学校で学ぶことは難しいです。

学校の授業や家での学習では難しいという意味では、生徒によって受験勉強も塾でしか学べないこと、になるかもしれません。学校で学びの補習として、塾をキャッチアップ用に使う場合も、塾ならではの活用方法の1つになるでしょう。

学びの目的や理由は色々あると思いますが、せっかく学校とは別に塾や英会話スクールで学ぶのであれば、こうした視点で学校や家庭では得にくい学びを積極的に学習することがいいでしょう。

 

②アウトプット機会の活用


英語はインプットも大事ですが、実際に学んだことを活用して使ってみるアウトプットも大切です。

学校の授業は集団授業ですので、英語の授業で実際に発話したり、アウトプットに使える時間はほとんどありません。

しかし現実的には、英語を話さずに英語が話せるようになることはありません。

その機会が学校でも家庭で少ないならば、レッスンは英語を実際に使う(=アウトプットする)場として活用しましょう。

例えばYB KIDSでは先生と1on1ですので、アウトプットして話そうとしないと、そもそもレッスンが成立しません。YUBU CAMPでは、日々のレッスンでスピーチを練習・撮影します。こうしたアウトプット機会を毎回つくることは、学校や家庭ではなかなか難しいものです。

また、YUBU CAMPでは定期的に子ども達が集まって、スピーチやエッセイ、英語の歌など、レッスンで学んできたことの成果発表の場を設けています。これはピアノやバレエの発表会をイメージするとわかりやすいですが、こうした発表の機会があることが、子どもが英語を頑張る理由になるのです。

塾やスクールによって、どういったアウトプットの機会を提供しているのかは様々ですが、英語においては、学校だけでは、発話機会が圧倒的に足りません。

ここに対して、どういうサービスが必要かという視点から、英語サービスを選択することがよいと思います。

 

③第三者ポジションの活用

家庭や学校では提供が難しい、価値のある学びがあること。

これが基本的に外部英語サービスを選択する視点ですが、3つ目のポイントが、第三者ポジションの活用、です。

この話は特に小学校高学年から中学生が中心になりますが、子ども達は思春期になると、親や先生の言うことをなかなか聞けない時期が来ます。

そんな子どもが一番話を聞くのが、部活の先輩やコーチだったりします。

距離が近過ぎる親でも、集団で接している学校の先生とも違う、第三者のポジションに、信頼できる塾やスクールの先生がいることは、親としては頼りになります。

自分で学ぶ気持ちや、学習習慣ができている子どもは、粛々とを学びを進めることができます。一方、小中学生の学習の本当の課題の多くは科目内容そのものよりも、なかなか勉強に向かえない、学習習慣を持てない、学びの悩みの本音を相談できる相手がいない、ということが多いです。

そうしたときに、親の話は聞かないけれど、家庭教師の先生には反抗的にならず本音を話せる、という関係は大きな価値を発揮します。

 

第三者だからこそ客観的・相対的に接することが可能

他人にとっては優秀な先生やコーチでも、親子となるとお互いに違う感情が混ざって、他の子どものように接することができなかったり、ついつい感情的になることはあります。

こうした塾や家庭教師という第3者は1人1人に向き合って話を聞くことができる一方で、親ほど近い存在ではないですし、先生によっては他の子ども達もみているので、客観的・相対的な視点で状態を把握したり、子どもに接してアドバイスすることもできます。

ただし頼りになる第三者、は生徒との信頼関係をベースとするものですので、すべての塾やスクールで確実にうまれるものではありません。同じ塾でも、子どもや先生の相性によって変わることでしょう。

個人との関係がベースとなるという意味では、家庭教師のようなプライベートレッスンの先生の方が、そうした関係は築きやすいでしょう。そもそもシステマチックな大手スクールであれば、そういった存在を目指していないところもあるでしょうか。

この3つ目の視点は抜けがちでありますが、自分の子どもの状態に応じて、そういう視点で先生やサービスを検討することも、大きな意味があると思います。

 

 

【子どもの英語レッスン・塾の選び方】レッスン形式の選択が大事!

【子どもの英語学習】一番やってはいけないこと

【保護者インタビュー①】子どもの家庭英語学習の成功の秘訣は?

【保護者インタビュー②】子どもの家庭英語学習の成功の秘訣は?