【英国著名ボーディングスクール紹介】グレイトナインとは何か

子どもの英語教育を応援しているYB KIDSでは、お子様の英語学習に役立つ情報や、日本国内のインターナショナルスクールなどを紹介しています。

今回はイギリスで有名にグレイトナインと呼ばれる学校について、説明します。

1 イギリスのpublic school＝私立校
2 英国な著名なパブリックスクール９校がGreat Nine（グレイトナイン）
3 Great Nineの一覧

イギリスのpublic school＝私立校

イギリスにおけるpublic school（independent schoolと同義）とは、私立中高一貫校のことを指します。アメリカではpublic schoolとは公立学校を意味するため、少し紛らわしいですね。

イギリスのstate schoolでは学費が無料なのに対して、public schoolでは学費がかかります。Publicとは18世紀に登場した言葉で、寮費を払うことができるような家柄の子どもを集め、localの対義語として使用されるようになりました。一方で20世紀からは、教育機関自体がindependent schoolという呼び名を好むようになりました。

歴史的には、public schoolとは裕福な家庭の男子が通うボーディングスクールでしたが、最近では変化してきています。奨学金を提供している学校がほとんどであり、生徒は様々なバックグラウンドから来ています。また、必ずしもボーディングスクールとは限らず、通学制の学校もあり、共学の学校も多くあります。音楽や演劇などに特化した学校なども出てきており、幅広い選択肢が可能となっています。

英国な著名なパブリックスクール９校がGreat Nine（グレイトナイン）

Great Nineとは、イギリスにある9つの名門私立校のことです。その中には、日本にも開校予定であるハロウスクールやラグビースクールも含まれています。その他にも、イートン校など聞いたことのある学校もあるかもしれません。９校中5校は男子校となっており、残り4校は共学です。各学校の詳細については、以下の「Great Nineの一覧」にあるU R Lからご覧になってみてください。

調査によると、このGreat Nineに通う生徒は、その他の学校に通う生徒よりもエリートのポジションに就く可能性が94倍も高いそうです。イギリスの首相54人のうちの67%がこの9校いずれかの卒業生だと言います。日本から子どもを送るには勇気が必要ですが、高い水準の教育を受けられることは間違いありません。St. Paul’s School、Shrewsbury School、Westminster School、Rugby School など、international studentsを積極的に受け入れている学校もあります。一度視野に入れてみても良いかもしれません。