【まとめ】日本国内のインターナショナル・ボーディングスクール

日本国内のインターナショナル・ボーディングスクールは、ここ数年で開校が相次ぎ、国際的な教育の選択肢が広がっています。イギリスの名門のインターナショナル・ボーディングスクールの日本での開校が近づきました。ハロウ・スクールは2022年、ラグビー・スクールは2023年に開校予定です。

私たちもアメリカ人プロ講師による子ども専門のオンライン英語レッスンプログラムや、ネイティブ英語のバイリンガル講師の対面英語レッスンの提供をする中で、小学生からの留学や、中学高校でのインターナショナルスクール入学を考える親御様からの相談も、ここ数年で多くなってきました。

本記事では、グローバル社会での子どもに英語教育や、国際性や多様性を若いうちから学んで欲しいと考える保護者の皆様に参考になればと、国内のインターナショナル・ボーディングスクールについて、まとめてみました。

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【日本国内のインターナショナル・ボーディングスクール】

子どもの頃から英語力・国際性・多様性を身につけることができるインターナショナルスクールは、以前から注目されています。さらに近年、日本国内でのインターナショナルボーディングスクールの開校予定が多数あり、関心を集めています。

本記事では国内にあるインターナショナル・ボーディングスクールをまとめて紹介します。

ボーディングスクールとは

ボーディングスクールとは、全寮制の学校のことを言います。親元を離れ、同年代の子供たちと共同生活をすることで、自律性や協調性、規律正しい生活習慣を身につけることができます。またインターナショナルボーディングスクールでは、日々の生活を英語で行うため、高度な英語能力が身につくことが期待できます。

今回は全寮制のボーディングスクールに加え、寮/通学の選択が可能なインターナショナルスクールを紹介しています。また学校内の基本言語が英語であるインターナショナルスクールをピックアップしています。

1)UWC ISAK Japan(ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン) 

場所: 長野県軽井沢町

人数:1学年40名

設立: 2014年

共学/男子校/女子校:共学

対象: 高校生

外国人の割合:30%が受験時に日本国内の学校に通っている生徒(日本以外の国籍を含む)又は、海外在住で日本国籍を保有している生徒、70%がそれらに該当しない生徒

学費: 入学金:30万円

              授業料年額:359万円

              寮費年額:139万円

              施設費年額:30万円

              諸費用年額:15万円

教育プログラム:国際バカロレア

一条校かどうか:○
※一条校はいわゆる日本で認めらている一般的な学校。くわしい説明はこちらに書きましたので参考に。

アドミッションに必要なこと:成績証明書、評価書二通、学資援助申請書、受験料、面接、中級以上の英語力

親の英語力:必要なし

U R L:https://uwcisak.jp/jp/

<ISAKのOGへのインタビュー企画>

【国内インターナショナルスクール】ISAKの国際バカロレア体験記①

【国内インターナショナルスクール】ISAKの国際バカロレア体験記②

 

2)神石インターナショナルスクール 

場所:広島県神石郡

人数:1学年24人 

設立:2020年4月

共学/男子校/女子校:共学

対象:小学生

外国人の割合:?

学費: 入学金:50万円

施設拡充費年額:10万円

              授業料年額:460万円

              寄宿料年額:140万円

              施設設備費年額:12万円

              教材諸費年額:12万円

              その他年額:100万円(デポジット)

教育プログラム:I P C(申請中)

一条校かどうか:○

アドミッションに必要なこと:願書、成績証明書、面接、受験時に英語力必要なし

親の英語力:必要なし

U R L:https://jinis.jp

神石インターナショナルスクールの詳細は、こちらもご参照下さい。

 

 

 3)英数学館 

場所: 広島県福山市

人数:1学年小学校40名、中学校60名、高校90名

設立: 1980年(英語イマージョン・プログラムは2007年から)

共学/男子校/女子校:共学(寮は中高のみで、寮か通学か選択可能)

対象: 小・中・高校生

外国人の割合:日本語願書・試験があるので、日本力が必要か

学費:入学金:20万円

 小学校学費:96万円、学年費:10.5万円、教育後援会費0.6万円、
   スクールバス送迎料10.8-15.6万円、研修旅行費50万円

 中学校学費:102万円(IBクラス)、学年費:5ー11万円、教育後援会費0.6万円

 高校学費:90万円、学年費:8ー10万円、教育後援会費0.6万円

 中高生徒寮:月2.5-3.5万円、1日3食1600円

 ※兄弟姉妹同時在籍で、2人目以降は授業料半額免除制度あり

一条校かどうか:○

アドミッションに必要なこと:

 小学校:適正検査、個人面接、親子面接

 中学校:イマージョンクラスAは国語・Math・English試験、親子面接
    イマージョンクラスBは国語・算数試験、親子面接

 高校:国語・数学・英語試験、面接(IBクラス)

教育プログラム:国際バカロレア

親の英語力:必要なし(日本語願書・募集要項のため日本語力が必要)

U R L:https://www.eisu-ejs.ac.jp/

英数学館の詳細は、こちらもご参照下さい。

 

 

4)リンデンホールスクール 

場所:福岡県筑紫野市

人数:小学生50人、中学高校生60人(内部進学含む)

オープン時期:2004年

共学/男子校/女子校:共学

対象:小中高校生

外国人の割合:ー

学費: 

 小学校学費: 
入学費用:入学金30万円、教育充実費35万円、施設充実費35万円
学費(月額):授業料9万円、学校教材費8千円、後援会費2千円

   中学高校学費
入学費用:入学金30万円、教育充実費38万円、施設充実費37万円
学費(月額):授業料10万円、IB教育費2万円、後援会費2千円  

 ※寮は存在するが、寮の費用に関する記載はなし。  

教育プログラム:国際バカロレアコース(高校生対象・希望者向け)

一条校かどうか:○

アドミッションに必要なこと:

 小学校:英語面接、筆記試験(英語・国語・算数)、授業体験等、保護者面接

 中学・高校:これまで日本語を主な学習言語の人は英語・国語・算数・生徒面接(日・英)と保護者面接、英語を主な学習言語としていた人は英語・算数(英語で)・日本語・生徒面接(日・英)と保護者面接 ※中高一貫教育のため、原則は中学入学のみ

親の英語力:必要なし(保護者面接が英語かどうかは明言はなかったが、全ての書類やウェブサイトは日本語がメイン)

U R L:https://lindenhall.ed.jp/

リンデンホールスクールの詳細は、こちらもご参照下さい。

 

 

5)暁星国際(インターナショナルコース) 

場所: 千葉県木更津市

人数:中学は推薦35名・一般入試50名程度入学、高校は中学にプラス60名入学

※上記はレギュラーコース、インターナショナルコース、アトラスインターナショナルコース、ヨハネ研究の森コースなど複数のコースを含めた人数のため、英語が中心のインターナショナルクラスは上記人数の一部だと思われます。詳細はウェブサイトからはわからないので、学校に問い合わせすることをオススメします。

設立: 1979年(暁星国際学園の設立、インターナショナルコースは同時期ではない)

共学/男子校/女子校:共学(寮中高のみで、寮か通学か選択可能)

対象: 小・中・高校生

外国人の割合:不明 

学費:

 小学校学費:入学金21万円(入学金・施設設備費)、通学生は合計97万円、寮生は合計167万円
 ※スクールバスや寮費など諸費用含む  

 中学校学費:通学生入学手続金48万円、通学生は合計79万円、寮生入学手続金64万円、寮生は合計170万円 ※諸費用含む 

 高校学費:通学生入学手続金44万円、通学生は合計70万円、寮生入学手続金59万円、寮生は合計160万円  ※諸費用含む 

 

一条校かどうか:○

アドミッションに必要なこと:

 小学校:児童はペーパーテスト・個別テスト・運動テスト・集団行動観察・面接を英語で行う。保護者も面接(日本語または英語)

 中学校:国語または英語、算数(日本語表記または英語表記)、面接

 高校:作文(英語)・面接、または英語・数学・国語・面接

教育プログラム:ー

親の英語力:必要なし

U R L:http://www.gis.ac.jp/secondary/international/



【これから開校】

6)国際高等学校 (NUCB International College) 

場所:愛知県日進市

人数:1学年75人(1クラス25人)

オープン時期:2022年9月開校

共学/男子校/女子校:共学

対象:高校生

外国人の割合:ー

学費: 入学金:50万円

授業料年額:210万円

              寮費:140万円

教育プログラム:国際バカロレア、MBA流ケースメソッド

一条校かどうか:○

アドミッションに必要なこと:エッセイ(英語で500字)、英語能力証明書、評価書二通、パスポートのコピー、学費支払い能力を証明する書類、面接

親の英語力:必要なし

U R L:https://ic.nucba.ac.jp/jp/

国際高等学校(NUCB International College )の詳細は、こちらもご参照下さい。

 

7)ハロウインターナショナルスクール安比ジャパン(Harrow International) 

場所:岩手県八幡平市

人数:全校で最大920人

オープン時期:2022年

共学/男子校/女子校:共学

対象:中高一貫(小学校6年生から高校3年生)

外国人の割合:ー

学費:?

教育プログラム:I G C S E、A-レベル課程、E P Q、STEM教育

一条校かどうか:?

アドミッションに必要なこと:面接、英語/数学/非言語論理的思考のテスト

親の英語力:必要なし

U R L:https://www.harrowappi.jp/ja/

ハロウインターナショナルスクール安比ジャパンの詳細は、こちらもご参照下さい。

【インターナショナル・ボーディングスクール】ハロウインターナショナルスクール安比ジャパン〈2022年開校予定〉

 

 

8)白馬インターナショナルスクール 

場所: 長野県白馬村

人数:?

オープン時期: 2022年

共学/男子校/女子校:共学

対象:中高一貫

外国人の割合:ー

学費:?

教育プログラム:国際バカロレア

一条校かどうか:?

アドミッションに必要なこと:?

親の英語力:ある程度求められる可能性あり(H Pが英語版のみ)

U R L:https://www.hakuba-is.jp/

白馬インターナショナルスクールの詳細は、こちらもご参照下さい。

 

 

9)ラグビー・スクール・ジャパン 

場所: 東京都心から電車で30分(北海道と大阪にもキャンパス設立の可能性あり)

人数:全校で最大750人

オープン時期: 2023年9月

共学/男子校/女子校:共学

対象:中高一貫

外国人の割合:ー

学費:?

教育プログラム:?

一条校かどうか:?

アドミッションに必要なこと:?

親の英語力:ある程度求められる可能性あり(H Pが英語版のみ)

U R L:https://www.rugbyschooljapan.com

ラグビースクールジャパンの詳細は、こちらもご参照下さい。

【インターナショナル・ボーディングスクール】ラグビースクール・ジャパン〈2023年秋開校〉

 

※当記事は各学校のウェブサイト情報をベースにまとめて書いています。情報がしっかりまとまっていなかったり、情報が更新されていないと思われる学校もありましたので、最新情報や詳細は各学校に確認ください。

 

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