小学校就学前・小学生の子ども達が、家庭で英語学習をする時に、大いに使えるオンライン教材が何千冊ものレベルごとの英語本が読み放題・聞き放題のRaz-Plus(ラズプラス)です。
英語読書が大切でも、日々家庭英語学習を進める際に、何百冊もの英語本を買うことは、なかなか難しいことです。
そんな時にご活用頂きたいのがRazですが、そのサービス自体の説明については、こちらをご参照下さい。
【多読にもおすすめ】子どもの英語学習:英語本読み放題サービスRazとは?
YUBU CAMPでは気軽に大量の英語本にアクセスできて、読むだけでなく、ネイティブの読み上げ機能でリスニングも学べるRaz-Plusはオススメして、全ての生徒達にそのアクセス権限も付与しています。
今回は、そのRazを使ってどう学習を促していくのか、という具体的な方法について解説をします。
目次
子どもの英語多読Raz-Plusの具体的な使い方
Raz-Plusには非常にたくさんの英語本や機能があり、全て英語表示です。
Razでログインした後に迷わないように、おすすめの使い方やポイントを説明します。
Razでの英語家庭学習では親の英語力は関係ない
家庭でも英語の本をたくさん読みましょう、と言うと、親が英語に自信がない・親の発音がよくないから、など保護者側にも積極的にやりたくない理由があるものです。
Razは親が読み聞かせをしない場合でも、英語本の読み上げ機能があるので、安心してご利用下さい。
英語の読み方を学ぶフォニックスを学習中の場合は、英語本を読みましょうといっても子どもだけでは読むことができません。そのレベルの時は、読み上げ機能によるリスニングを活用ください。
絵本を見ながら、読み上げが進みますので、紙の本以上に子ども達は興味をもって学習をします。
学習はReading RoomまたはMy Assignmentを活用
Razにログイン後、学習時に使うのは、基本的にReading RoomまたはMy Assignmentのどちらかです。
Reading Roomでは下記写真で、例えばTopics(内容別)、Leveled books(レベル別の本)、Early Reading(アルファベット中心の本や基礎的なフォニックスの本など)、Nonfiction Series(ノンフィクションの本)、Fiction Series(フィクション)、などカテゴリー別に色々な本を選ぶことができます。
My Assignmentでは、先生から本が与えられている時は読んでいくことができます。YB KIDSでは子どものレベルにあった本を50冊など多めに出して、どんどん読んでいけるようにしています。
本としては、Reading Roomから読んでも同じなので、家庭学習でどんどん読むことが目標ならば、基本的にはReading Roomから読む、がシンプルでよいと思います。
Razを使った英語学習時間・英語本学習冊数を記録・見える化
英語学習は長期戦で、日々の学習の積み重ねです。
そうした年単位の長期戦では、子どもがどれくらい英語学習をしたのかを記録することはとても大切です。
Razには学習時間や冊数を記録する機能があります。YUBU CAMPでは、生徒1人1人がどの位学習ができているか、累積の時間と冊数を毎回のレッスンレポートで報告しています。
子ども達は自分の学習時間が記録・見える化することで、自分の学習状態を客観的にみることができます。
子どもの英語多読Raz-Plusを使った家庭学習成功のポイント
Razでの学習の仕方がわかりましたので、それをどうやって学んでいくのがいいか、成功のポイントを解説します。
毎日の学習を習慣化する
英語学習にはまとまった時間が必要で、例えばまず2000時間の学習を目指しましょう、と言われても、数週間・数カ月で達成できるものではありません。
子ども達の英語学習では、日々の学習をどれくらい積み重ねられるかが大切です。
RazにはKids A-Zというアプリもありますので、タブレットやスマートフォンでRazを使う場合は、アプリ利用をオススメします。
私たちは、
・毎日決まった時間に学習する
・毎日決まったタイミングで学習する(歯磨きの後、車に乗っている間)
など、日々の学習を習慣にしていく方法強く推奨しています。
日々の英語家庭学習時間をどうやっていくかについては、うまく学びを進められているご家庭にインタビューをしていますので、こちらの記事も参考にしてみて下さい。
【保護者インタビュー①】子どもの家庭英語学習の成功の秘訣は?
【保護者インタビュー②】子どもの家庭英語学習の成功の秘訣は?
デジタルグッズとアバター機能で子どものやる気を促進
Razにはゲーム要素や報酬要素を含んだ、仕掛けがあって、実はこれは多くの子どもがやる気になる仕掛けになっています。
うちの生徒でもたくさんの子どもがここにモチベーションを見出して、自分からどんどん本を読むようになっています。
Razでは読書やリスニングをすると、★がもらえる設計になっています。
子ども達はこの貯まった★を使って、デジタルグッズを購入して、部屋を飾ったり、アバターの装備を追加することができます。
大人はこんなものかと思うかもしれませんが、想像以上に、子どもはこれに熱中します。これは小学校就学前から小学生に当てはまります。
この宇宙船のロケットの部屋を飾りたい、このアバターの装備を揃えたい、そのためにはあといくつ★が必要だからと、小学生はもちろん、4歳5歳の幼い子どもでも、自分からタブレットでどんどん英語の本を進める姿を、何人も見てきました。
私たちも最初にRazを導入したときは、この機能は使えるのかなと思っていたのですが、子ども達が見つけてハマる様子をたくさん目撃して、積極的に活用を推奨することにしました。
こうした★を使った報酬設計や、ゲームを使ったゲーミフィケーションは、うまく使うと効果的で、で、レッスンでも取り入れています。
ゲームではないので子どもが時間をたくさんとられる心配はない
保護者にこのデジタルグッズとアバター機能を説明すると、ゲームみたいなものだと理解して、子どもがそのゲームにハマってしまうのではないかと、リスクを感じるかもしれません。
しかし、そのような不安は必要ありません。
この機能は、ただ学習することによって貯まった★を使って、デジタルグッズを選ぶだけです。これに熱中したからと言って、ゲーム性が高くてそちらに時間をたくさんとられるということはありません。
Raz-Plusは色々な機能があるがゆえに、どう使ったらいいかを自分で探求すると、手間がかかります。この記事を通じて、どうやってRaz-Plusをお子様の学習に使って役立てるかの参考になれば幸いです。