【小学生の英語の苦手Q&A】子どもが英語の勉強をしないのですが、どうしたらいいですか?⑨~肯定と自信

私たちが子ども達の英語教育に10年以上関わる中で、小学生の英語学習で、親御様からよく頂く質問・疑問に答えていくシリーズです。

今回はこの一番難しくて重要な質問の回答シリーズの第9弾です。

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小学生の英語Q&A:子どもがうまく英語の勉強しないのですが、どうしたらいいですか?⇒自己肯定と自信

この回答シリーズでは、直近までは色々な方法について紹介していましたが、今回は何度でも強調したい本質的な「肯定と自信」について書きます。

はじめに、一番大事なことと、やってはいけないNG項目について、説明します。

最も大事なことは肯定的なメッセージと環境

一番大切なことは、子ども達が自分で「できる」「変われる」と心から信じられることです。

言うは易しですが、本当にそうなることは、子どもによっては簡単ではありません。

周りにいる大人は、子ども達がそう思って頑張れるように応援し、ポジティブなメッセージを送りましょう。

最もNGは否定的なメッセージを受け続けること

「君はできない子だ」「あなたはそんなものだ」「あなたはいつも成績が悪い」

そうやって否定的なことを言われて育つことが当たり前な環境にいて、本人が自分でそう思ってしまうことは全力で避けたいです。自分で自分の可能性を否定しては、それ以上にはなりません。

遺伝は変えられなくても環境は変えられる

教育において、遺伝と環境の議論はよくある議論です。

しかし生まれてきた以上、変えることが難しい遺伝要素を議論してもあまり意味がないのです。

遺伝は変えられないくても、環境は変えられるのです。

教育環境というと、経済環境や親の学歴などの議論が多いですが、論点はそこではありません。

よい環境とは「自分が成長できる・積極的な方向に変われる・変化を与えられる」と子どもが思えることです。

そういった意味ではよい環境・悪い環境は、同じ学校や塾にいっていても、子どもによって違うのです。

肯定的なメッセージの源泉は小さな努力を続けた実績と周りの評価

ポジティブがいいとわかっていても、そう簡単に自分でポジティブになれない。

肯定的な環境をつくろうと思っても、なかなかそういった要素を見出せない。

子どもが何の努力も結果も出していないように見える。

そんな時は毎日褒めたり評価して、ポジティブな環境を作っていくことも難しいでしょう。

この時に大切にしたいことは、小さな努力でも積み重ねて、それを肯定的に評価していくことです。

小さなことから変化を起こしましょう。

逆に言えば、その小さな変化を絶対に成功させることがとても大切です。

周りの大人は、その小さな変化・成長を全力で応援しましょう。

【小学生の英語の苦手Q&A】子どもが英語の勉強をしないのですが、どうしたらいいですか?③~小さくたくさん積み上げる

ここで重要な点は、まわりの子どもとの比較ではなく、その子どもの過去と比較することです。

小さな努力でも成果でもできたら、そこを評価してポジティブなメッセージを送りましょう。

昨日より成長が見えたら、そこをしっかり評価してあげましょう。

親は子どもの英語学習において、「昨日より小さな成長」が見えるように、これまで紹介してきたあらゆる応援の方法を使っていきましょう。

今いる場所が全てではない

否定的な環境にいるあなたへも書いておきたいと思います。

否定的なメッセージを受け続ける環境にいるならば、簡単な解決策その環境を変えることです。

もちろん、環境を変えることが簡単ではないケースも多いでしょう。

これは必ずしも、学校や塾をすぐに辞めろ、と言っているわけではありません。

否定的な環境にいながら一番大切なことは、「今いる場所が全てではない」という考え方を持つことということです。

同じ人でも環境でも、タイミングによって肯定的・否定的な機会はやってきます。

その時に絶対に覚えておきたいマインドセットが 「今いる場所が全てではない」なのです。

子ども本人が自己肯定して自信をつける

親がいくら褒めたり、肯定的なメッセージを送っても、子どもがそれを肯定的に受け止められなければ意味がありません。、

「学ぶことは自分の世界を広げる経験であり、成長を楽しむ活動である」

1つ1つの努力と行動の積み重ねが、少しずつ自信につながり、そう思えるようになっていけたらいいですね。

応援しています!

 

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