子どもの英語教育と親の関わり④~レッスンや塾との向き合い方

子どもの英語教育に、親はどう関わるべきか、何ができて何をすべきなのか。

英語学習に関して、オンラインレッスンや塾、英会話スクールなどのサービスを使うこともあると思います。

こうしたサービスを使う場合でも、親が子どもの英語学習にどう関わるかは、大きな影響があります。

私たちもYB KIDSYUBU CAMPという子ども向けの英語教育サービスを提供するなかで、様々な家庭と接してきましたが、英語学習が進みやすい家庭について紹介します。

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子どもの英語教育:レッスンを休まずに定期的に学習できる子どもは成長しやすい

子どもの英語教育を進める中で、レッスンというお稽古事に対して、親はどういった関わり方が好ましいのでしょうか。

「休まないでレッスンを受ける」という家族ルールを持つ

習い事は、継続的に行って学ぶことに価値があります。

英語や数学などの学習や、ダンススクールなど、前回学んだことベースに先に進んでいく習い事では、習慣的に学びを積み重ねていくことが前提となります。

週に1回のレッスンを休んでしまって、2週間ぶりにレッスンに出た場合、前回のレッスン内容を覚えていることは稀でしょう。集団レッスンでは、そこの理解度は関係なく進むので、ついていくのが難しくなりますし、個人レッスンでも復習に通常以上の時間が必要になってしまいます。

1回の休みでこうなってしまうので、頻繁に休んだり、何回も休んでしまった場合のダメージは深刻です。「この2ヶ月間、忙しくて半分しか行けていないや」では、学習した内容をキープすることが精いっぱいで実力が向上しない、が普通に起こります。

もちろん、体調悪化や重要な用事で、休まざるを得ないこともあるでしょう。しかしそういった場合を除き、「習い事には極力予定通り行く」という基本スタンスが大事です。

多くの家庭をみてきた経験からも、休まずに継続的にレッスンを受けることができる子ども方が、安定的に成長しやすいです。

お稽古事を休むことにしては、同じお稽古でもご家庭によってかなりスタンスが違います。その違いが長期的に積み重なると、大きな違いになります。

習い事のお休みなんて、家族ルールなど特に何も決めていない、という家庭も多いかもしれません。

本気で成長を望むならば、「うちはレッスンは極力休まずに定期的に受ける」というルールを明示的に決めて子どもと約束することをオススメします。

努力の継続は最大の力です。

 

欠席の場合は振替レッスンや復習を積極的に

欠席の場合も、振替制度がある習い事であれば、積極的に活用しましょう。

特に英語数学のような積み重ね型の学習であれば、振替やフォローアップは必須です。

また欠席したとしても、前回まで学んだことを家庭で復習することが大切です。

そうすることで、次のレッスンでも「時間が空いたので忘れてしまったから、初めからまた復習」に時間を使わなくてもいいことになります。

ちなみにこの話は、程度の大小はあれど、1週間に1度でも同じです。休まなかったとしても、1週間に1度のレッスンで、復習がゼロであれば、先週やったことを鮮明に覚えている人は稀ですし、思い出すにも時間がかかります。

英語学習でいえば、週に1度程度のレッスンで、家庭で何の学習時間もとらずに、大きな成長を期待することは難しいです。重要なことはレッスンで学習ペースをつくりつつ、家庭でどうやって日常的に学習を積み重ねていくかが、本質的なポイントなのです。

 

休みがちの子どもの方が、宿題も復習もしない

経験から言えることとして、レッスンを休みがちの子ほど、家庭での復習も宿題もしません。

子どもの学習では、学習習慣をつけることが、とても大事です。

家庭での学習習慣をつける基礎として、習い事に休まず定期的に通うことで、習慣的に学ぶペースメーカーの第一歩として欲しいです。




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子どもの英語学習の危険信号

子どもの英語教育と親の関わり①~親の関わりがすべて

子どもの英語教育と親の関わり②~「宿題したの?」はNG

子どもの英語教育と親の関わり③~学ぶ意味

 

【子どもの英語教育】親は教えた方がいいか