子どもの英語教育と親の関わり①~親の関わりがすべて

子どもの英語教育に、親はどう関わるべきか、何ができるのか。

私たちが英語教育に10年以上関わる中で、子どもの英語学習に関する親の関わりは、よく相談を頂く内容です。

家庭の数だけ正解がある一方で、英語を頑張って学ぶ子どもたちを見守る中で、どういう家庭がうまくいっていたり、課題を抱えているか、ということも見えてきました。

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子どもの英語教育は親の関わりがすべて

「子どもが英語を学ぶ時に、親はどの程度どうやって関わっていくのがいいでしょうか。」

親御様との話でよく出る話題ではありますが、実はここは親が思っている以上に重要です。

今回の記事ではまず「親の関わりの重要性」について、考察します。

週に1回程度のレッスンの限界

週に1,2回数時間のレッスンだけで英語を習得する。

大人は自分達の学習経験を思い出すまでもなく、それだけでは無理があることを知っています。

どんなに効率的で楽しいレッスンだとしても、それだけでは英語を身につけられません。なぜならば、それでは学習時間(インプット量)が圧倒的に少ないからです。大人でもその時間数では習得できないのに、繰り返しが大切な子どもならばなおさらです。

日本の学校に行っている子ども達にとって、英語習得のためには日々の学びを重ねて、塾やスクールの何倍も自分で学ぶ時間が必要なのです。

親の関わりが子どもの学習に大きく影響

これまでたくさんの子ども達を見てきた結論からハッキリ言います。

親の関わりや関心が子どもの学習意欲や成長スピードに大きく影響します。

子どもにとって一番大切な存在である親が、子どもの英語教育に関心をもっているか。

ここが大きな違いを生み出すのです。

必ずしも親が直接英語を教える必要はありません。子どもの学習に関心を持っていることを示し、その努力を応援し続けることは、子どもにとって大きなモチベーションになります。

語学の習得は何年にもわたる長期戦です。

親や先生など周りにいる人ができる重要なことは、雨の日も晴れの日も、楽しい時もそうでない時も、継続して学び続けられるように、応援し続けることです。

毎日、毎週子どもの成長に関心を示せるか

一般的に子どもが幼ければ幼い程、子どもの心にとって「親」の占める割合が大きいものです。大好きなお母さんやお父さんに好かれたいし、褒められたいと思うのはごく自然な本能です。

親が学習や成長に大きな関心をもっていることを、子どもにわかりやすく継続的に表現しているか。それが子どもにとって、とても大切です。

「塾や英会話スクールに行かせて、任せておけば大丈夫なはず」と、親の関心が子どもに伝わらないと、子どもはそれが大切であるというメッセージを親から受け取ることができません。

例えば塾には行っていても、そこで学んだ話や宿題の話をすることもなく、そもそも塾の話を全くしない家庭があったとしましょう。

そこで子どもが親から暗に受け取るメッセージは、親はそこには関心がなく、塾にはとりあえず行けばいいのか、となります。

子どもが親の意図をそう勘違いしてしまった場合、自分で学ぶ習慣やモチベーションが確立されていない小学生が、塾で学んだ内容を家で一生懸命勉強するでしょうか。

親のことが大好きな子ども。その子どもにとって、大好きな親が何に大きな関心を持っているか、何に喜ぶのかは、何より大事なことなのです。

 

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