子どもの英語学習をみるなかで、ある一定以上になってくると、重要性をどんどん増していくのが、英単語学習です。
英検3級以上は英単語力がとても大切
英語4技能(聞く・話す・読む・書く)の重要性はもちろんですが、それぞれをどう勉強するかや、どのタイミングで何が大切かは、子どもの英語レベルと成熟度によって変わります。
今回は英検3級(中学卒業レベル)を超えるレベルになると、単語力の重要性がどんどん上がる、について書きます。
単語がわからないので聞こえない・読めない現象の発生
YUBU CAMPでたくさんの子ども達をみてきてわかることは、英検3級より上になっていくと、勉強の中で単語の重要性が飛躍的に上がります。この段階で次のレベルにいくために、一番時間がかかるのは実は単語学習です。
求められる単語力が急にアップして、長文読解やリスニングで点数がとれない、という場合も原因分析をすると文の構造がわからないとか、耳が聞こえないのではなく、単語がわからない結果としてできていない、ということが増えます。
英語レベルが上がる程、単語学習の割合が高くなる
この傾向はレベルアップする程顕著になり、英検2級レベルになってくると、文法要素で新規で学ぶものはどんどん少なくなる一方で、求められる単語力が急激にあがっていきます。
2級のさらに先にいくと、さらにボキャブラリーが死活的となり、単語力磨きは決して疎かにはできません。
単語学習は自分との戦い
単語学習そのものは、自分一人で行う学びです。
単語は自分で勉強できるので、レッスンでは先生との時間はスピーキングやエッセイなど、先生と一緒でしかできないことを中心に行い、レッスンではそこにあまり時間をかけないことを目指しましょう。
しかしレッスンでの時間割合が低いからと言って、単語の重要性が低いという意味ではありません。むしろ1人1人の英語学習からみると、単語学習の割合がどんどん増えていきますので、ここは必死に頑張っていく必要があるのです。
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