オンライン英語レッスンは家のどこで受けるかまで考える

前の記事で、子ども向けの英語の対面レッスンとオンラインレッスンの比較をして、オンラインレッスンも食わず嫌いをしない方がよさそうだ、という発見について書きました。

子どもの英語レッスンについては、実はレッスンそのもの以外にも、家の中のどの部屋でどんな環境でレッスンを受けるかも大切な要素、なので今回はその話をします。

 


オンラインレッスンレッスンは、家のレッスン環境まで考える

子どものオンラインレッスンの際に見落としがちなことが、家の中のどんな環境でレッスンを受けるのがいいかという視点です。

子どもがレッスンをするのはリビングであったり、自分の部屋などの個室であったり色々です。しかし、どこでレッスンを受けたらいいか、は子どもによって大きく異なります。

親が隣にいなくても、家族の存在を感じながらリビングでレッスンをすることで、いつも以上に頑張れる子どもがいます。その一方で、家族の前で英語を話すことに緊張して、ふだんのレッスンに比べて話さなくなってしまう子もいます。そういう子は、同じレッスンでも個室でレッスンをするだけで、輝きが戻ります。

つまり、家でレッスンを受ける状態も非常に重要で、誰にもあてはまる1つの正解がある訳でないのです。同じ家の中でも子どもによって、学習がうまく進む環境は違うのです。

こういった視点は、家庭教師型の対面レッスンでも大切です。おうちでのレッスンは、教室レッスンでは通常考えないこうした視点も、大きな要素になります。

個人レッスンは小さな改善の積み重ね

当たり前の話ですが、子どもは同じ年齢であれば皆同じである訳ではありません。集中度合い、成熟度、学習意欲、など本当に皆バラバラです。それを年齢という線引きだけで、同じように扱って教えようとすることに、ある一定の限界があることは否めません。

プライベートレッスンでは、レッスン内容やこうした環境も含め、子どもの状態をみながら小さな気づきを積み重ねて、より良い学習ができるように改善していくことができます。そうした点が、集団指導にならざるをえない学校教育とは違う、民間の学習機関が価値を出せるところの1つだと思います。